椛の歌声が遠くなってきた
あの日 いつものように暮らす僕と いつものように暮らしていただろう君が はじめて出会ったあの日 晴れ渡る空の祝福を受け 当然のように僕らは出会う 新芽の産声が近づいてきた あの日 何も知らない無知な僕と かすかに笑っていたかのような太陽 君と出会ったあの日 雲ひとつない大きな空から 雪が舞い降りるかのようにして 僕らの道は生まれたときから 木の葉が誘う冬の下 この吹き叫ぶ風を味方につけて 僕らの道が崩れるときまで 新芽が誘う春の声 あの雲ひとつない空の下から
by gotea-robo
| 2005-11-21 17:10
| 詩
|
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|